埼玉県の用水路でビワヒガイ、ヤリタナゴ、ヌマムツ、カネヒラ等採集
前回の続きからです。
河口で採集をした後は、電車に乗ってそこからかなり離れた、某河川へ流れ込む埼玉県の用水路へ向かいました。
ポイントは、こんな感じです。3面護岸となっていて底に泥が堆積している感じで
した。そこに、底が見えないほどオオカナダモが繁茂していました。いかにも雑魚が冬眠していそうです・・・
↑もーさんから画像をお借りました。ありがとうございます
めっちゃエロい水路です・・・(笑)
網を構えてオオカナダモの林を足でかき回しながら歩いていると、もーさんの網に虹色に輝く魚が・・・・・!
ビワヒガイです!うひゃー綺麗!
写真では伝えられない美しさです。ひゃー本当にいるとは思わなかった・・・・
僕も捕獲したのですが、思わず奇声をあげて喜んでしまいました。
そんな感じで奇声をあげながら1時間ほど採集しました・・・
【今日捕れた魚】
ビワヒガイ Sarcocheilichthys variegatus microoculus コイ目コイ科カマツカ亜科
初採集です。ビワヒガイかぁ・・・カッコイイし初採集は嬉しいんですが、国内外来種なので複雑な心境です。在来だったらなぁ・・・
ヤリタナゴ Tanakia lanceolata コイ目コイ科タナゴ亜科
川鮴さんが1個体のみ採集しました。まだ埼玉県にも生き残っているんですね。追記(川鮴さんによると、ここの個体は放流モノである可能性もあるそうです)
ヌマムツ Nipponocypris sieboldii コイ目コイ科オキシガスター亜科
多摩川で2匹だけ捕ったことがあったのですが、今回は沢山捕れました。今回のポイントはヌマムツが優占種となっていた印象です。やっぱカッコイイー。惚れます
カネヒラ Acheilognathus rhombeus コイ目コイ科タナゴ亜科
「ここは西日本じゃないぞ~?なんで君がいるの~?」という感じです。アユ苗の放流って恐ろしいですね。
3匹持ち帰りました。試しに飼育してみます。
ヘラブナ Carassius cuvieri コイ目コイ科コイ亜科
「なんで君がいるの~?」その2です。放流ダメ。ゼッタイ。
環境破壊しまくってくれちゃってますが顔は可愛いです。憎めねぇ・・・・
1匹持ち帰りました。
クロダハゼ類 Rhinogobius sp. スズキ目ハゼ科ゴビオネルス亜科
クロダハゼ類です。ここではカワヨシノボリは優占種にはなっていないみたい。良かった。
他、
ギンブナ
オイカワ
タモロコ
カワリヌマエビ属の一種
を捕獲しました。
今回の採集は初採集ばかりでとても刺激的でした。興奮度は今年1番でしたね。
息が白くなるくらい寒くて水温も20℃無いくらいで、その上ウェダーには穴があいて浸水していたのに全く寒くな・・・いや、寒かったですが(笑)、それも気にならなくなるくらいアドレナリンがばんばん出てました。
今月30日にも同じポイントに行く予定です。次回はヤリタナゴ大漁であってほしい!沢山捕れますよーに。
ではまた。