【番外編】北海道に行ってました
どーも、ギョッツ2号です。
久しぶりの更新です。
年明け前になってしまいますが、こっそり北海道に採集に行ってました。
1箇所目の河川はこんな感じ。雪が降る前なのでかなり前というのがバレる・・・
底は砂利ですが、浮石は少ない環境でした。水深は浅く、水流の速さはどこも比較的一定で速かったです。
しばらくガサガサをしてもさっぱり魚が捕れないので、岸際にあった水たまりの落ち葉を網で掬うと、
ハナカジカ Cottus nozawae が捕れました。関東でカジカと言ったらバシャバシャ水の流れる瀬にしかいないイメージなので、ほぼ止水と言える環境でカジカが捕れるのは新鮮な感じです。
顔が厳つくてカッコイイ。本州のカジカ大卵型よりは、アユカケに似た顔をしているような気がします。属が違いますが。
そのほかには、ニジマス、ウグイ属の何か、フクドジョウが捕れました。
ニジマス Oncorhynchus mykiss。倒木の下に隠れていました。コイツも関東だとなかなか網には入ってくれないです。やっぱり養殖個体と違って体が綺麗。定着しているのは大問題なので喜んではダメですけどね。
ウグイ属の一種。水たまりにいました。普通のウグイかなぁ。自信がありません。
フクドジョウ Vemacheilus barbatulus。瀬の石の下にいました。2個体しか捕れず。
車と電車で東に300kmほど移動して、適当に車を走らせていると、なんだか生き物がいそうな小川を見つけました。
水は茶色いですが、エモい湿地に流れが続いています。
ガサガサすると・・・
うわ!大量のトゲウオ!!
エゾトミヨ Pungitius tymensisでした。
大小の個体が沢山。ひと網で10個体ほど簡単に捕れました。資源量がスゴイと思う。
続いて、海沿いの小川に移動しました。
茂るバイカモの中に網を入れると・・・・
ヤマメ Oncorhynchus masou masouが捕れました。こんな流れの緩やかな場所にもいるんだ・・・。すごい
そしてまた捕れたのがエゾトミヨ。ここのは大型個体が多かったです。
最後に、100㎞ほど南下したところの小川 ドブでガサガサをしました。
かなり土っぽく柔らかい河床で、本州でならドジョウやメダカがいるような雰囲気でしたが・・・
エゾイワナ Salvelinus leucomaenis leucomaenisが捕れました。
イワナを網で捕まえたのは初めてで、大興奮してしばらく強風と雨に当たりながら姿を眺めていました。
まとめ
北海道の底力を感じました。事前のリサーチなしで適当に川に入ると山のように魚が捕れる大自然。最高でした。
また行きたいです。今度は時期を変えて、季節ものの魚でも狙ってみようかな。
今回はこの辺で。
それでは、また!