神奈川県東部の川でギバチ、ヒガシシマドジョウ、ドジョウ、ホトケドジョウなど
どーも。ギョッツ2号です。
先日(4月29日)は神奈川県某所の中~上流に採集に行ってました。
一緒に行ってくださったのはS(ソフトM)くんら友人2人です。この採集のために採集ポイントの下見まで行ってくださいました。ありがとうございます!
ポイントはこんな感じの環境でした。
川の両岸が護岸されているタイプの都市河川です。河床は礫から砂で覆われており、淵は泥っぽくなっているところもありました。水深は浅く、深いところでも1mほどでした。
川に覆いかぶさる陸生の植物や、上の写真のマコモのような抽水植物など、植物が豊富でした。
色々な魚が見られました。
ヒガシシマドジョウ
砂をひたすら網で掬って、3人で30個体ほど捕獲しました。非常に捕られ慣れているようで、網にあいた数センチの穴から脱出しようとするところも目撃しました。
ドジョウ
シマドジョウの次に多くの個体が見られ、捕れるドジョウの5匹に1匹はこのドジョウという感じでした。ここでは砂の中に沢山潜っていましたが、探してみると逆に見つけづらい魚ですよね。
淵に覆いかぶさった茂みで1個体捕獲しました。他の個体は採集されなかったことから、上流から流されてきた個体のようです。でかい。
ギバチ
S(ソフトM)くんが目視で発見して追いかけて捕獲しました。私も1個体捕獲したのですが、網の穴から逃げられました・・・。
この川に住む本種は移入種ということにされています。そしてなんだか尾鰭が奇形っぽいように見えます。
↑は比較用に東京都産のギバチ稚魚です。尾鰭はシュッとしてる。
血が濃いのでしょうか。謎です。
アブラハヤ
ガサガサで捕れました。かわいい。良く肥えてます。
1個体だけ捕獲しました。なんだか白っぽいです。川底が白いわけではないのですが、なぜでしょう。
逃げ足が速く、足元を泳いでゆく魚影は見えるのですが、ガサガサをしても全く網に入りませんでした。
◆まとめ
自然豊かな都市河川(?)で思い切り魚と戯れられました。個体密度が高く様々な魚がいるのに、魚がみんなプリプリに太っていたのが印象的です。豊かな川なのですね。
また、魚の逃げ足が速いのも印象的でした。目視でヨシノボリも確認したのですが、1度も網に入りませんでした。上流でも下流でもガサガサ少年の集団(絶滅危惧種)が魚捕りをしていたので、かなり捕られ慣れているようです。
住宅街を流れる川でありながら、水生生物がたくさんおり、誰でも気軽に川に入れる環境でした。こんな風に自然に触れられる場所がもっと増えたらいいなぁ。
最後に、場所のリサーチをしてくださったS(ソフトM)くん、同行してくれた友達ちゃん、ありがとうございました!
それでは、また!!